<大阪府> 2019年度 高校入試情報
毎年2月3月は高校入試の時期です。ここ大阪府でもいよいよ公立高校の入学試験の時期がやってきました。ここ数年で大阪の高校入試の仕組みが色々と変わり、戸惑っておられる方も多いと思います。現時点ではどうなっているのか、ここで整理したいと思います。
◆平成 26年(2014年)
大阪府内の学区制が撤廃され、大阪府内であればどの公立高校にも出願ができるように
なりました。電車をはじめ交通機関が充実しているだけに、選べる高校が増えて喜ばれた生徒さんも多いのでは?
◆平成 28年(2016年)
内申書の評価方法が「相対評価」から「絶対評価」へと変更に。これまで学校のレベルによっては同じ学力でも成績に差が出ていた生徒さんにとっては朗報という方も?
◆平成 30年(2018年)
これまで「内申書・調査書」は中学3年生の一年間だけで評価されていました。それが全学年
(1年生〜3年生)となり、関西の他府県との足並みがそろいました。これまで中1や中2の時に「不登校」だった生徒でも、中3までに再登校できれば一気に巻き返すチャンスがあっただけに、不登校経験者の中には残念だと思う方がおられるかも。ただし、中3の評価は中1・中2の3倍の比率で評価されます(3年:2年:1年 = 3:1:1)。
【試験日程】
<特別入学者選抜>
2019年 2月 19日(火) 学力検査 ※音楽科は別
20日(水) 実技検査
<一般入学者選抜>
2019年 3月 11日(月) 学力検査
<一般入学者選抜> ※各学校の内、合格者数が募集人員に満たない場合において実施
2019年 3月 22日(金) 面接
【総合点の算出と受験者の合否判定方法】
調査書の内申点と学力検査点比重を、各学校が「3:7」「4:6」「5:5」「6:4」
「7:3」の5パターンから選択して総合点を算出します。
正確でさらに細かな情報や、「受験者の合否判定」「複数志願がある高校の受験の合否判定」や「自己申告書」の内容や評価の仕方などは大阪府教育委員会の「公立高等学校等入学者選抜」のページを参照してください。
不登校・非行専門のカウンセリング
北大阪セラピーラボ 代表・所長 小川和夫